ネットでの服買いに威力を発揮するお助けツール
『舌切り雀』って知ってますか?
小さなつづらには金銀財宝が入っており、大きなつづらには魑魅魍魎が入っていた。
結局のところ、『清貧思想』のプロパガンダの様なお伽噺なのですが…
今回はそういった趣旨の話ではなく、服のサイズ選びに於いては心優しいお爺さんも欲張りなお婆さんも共に不正解だという話です。
大きなつづらでもなく、小さなつづらでもない第3のつづらをすずめのお宿で探す。
FILE001のテーマは、
大は小を兼ねず、小も大を兼ねず
…です。
「大きなつづらと小さなつづら、お好きな方をお持ちください」
■大を選択した婆
初期装備のただのオッサンは服装に全く関心がないので、何かの弾みで服を買いに行っても
「試着もメンドーだし動きが楽そう」
という理由で
「L買っとけば間違いないだろう…」
と、とりあえずLサイズを買いがちです。
既婚者の場合、奥さんがダンナの服を買ってくるケースも多々ありますが、奥さんがダンナのサイズを知る由もなく
「L買っとけば間違いないだろう…」
と、これまたLサイズを買っちゃいます。
間違いなければ良いのですが、実はSやMサイズが適正だったオッサンがこれをやると…
小学3年生のボクが6年生のお兄ちゃんの去年着ていたお下がりを着ているのと同じ佇まいになります。
■小を選択した爺
エクスカリパーのオッサンは自称『意識高い系』ですので、自分のセルフサイズを知っています。
そして、今のトレンドがタイトな事もネットや雑誌の情報でよく知っています。
そこで、やらかします。
敢えてセルフサイズよりワンサイズ小さな商品をチョイスするのですが…
元から細めにサイジングされている今どきの服をサイズダウンするなんて、幾らストレッチが効いているとはいえ窮屈で動きにくいだけです。
タイトを履き違えるとこうなります。
一番の問題は、周りからはアンバランスに見えてるそのサイズ感に当の本人が全く気づいていない点です。
『服は肩で着る』と言いますが、服が自分の肩幅のサイズに合ってないとダボダボだったりパッツンパッツンになります。
会社の健康診断で身長、体重、胴回りは測ります。
ですので、自分のウエストサイズは把握していてボトムスのサイズ選びはあまり間違えません。
しかし、
自分の肩幅のサイズは分からないので、トップスの肩幅が何センチと表記されていてもそれが自分にとって大きいのか?小さいのか?の判断が出来ません。
なので、
「何時も◯サイズを着てるから今回も◯サイズを買う」
なんて大雑把な買い方をしてしまうのです。
そもそも、同じブランドで同じサイズ表記であっても商品によって大きさがバラつくのはよくある話です。
更にブランドAとブランドBのサイズが同じくらいの大きさとは限りません。
日本ではS、M、Lと表記されてる事が多いのですが、中には44、46、48だったりブランド独自の表示を使うところもあります。
『サイズといえばスモール、ミディアム、ラージ』
という思い込みは、こうしたサイズ表記に出会した時にそれが何なのか?理解出来ません。
これから第3のつづら、中のつづらを見つける手立てをお教えします。
ネット通販の大手、ZOZOTOWNが
『ZOZOSUIT』なる往年のモジモジくんの様な全身計測黒タイツを配布しています。
アプリからじゃないと申込めないようです。
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送料200円を払いさえすれば、誰にでもタダでくれます。
流石ZOZO、太っ腹です。
ZOZOSUITを着込んでスマホの前でポーズを取りながら計測している姿は間抜け以外の何者でもありませんが、これを使って自分サイズを計測すれば、もうサイズ選びで迷いません。
貰わない手はありません。
インターネットの台頭で、これからは実店舗で服を買わないのが当たり前の時代が直ぐにやってきます。
ネット通販の場合、セール品の返品は基本受け付けません。
その時にセルフサイズが分かっておらず、毎度Lサイズを買っていたらとんでもない事になります。
前澤さんの気が変わる前にZOZOSUITを入手しておいてください。